私たちのまち、五條市について
吉野川(和歌⼭県では紀の川)流域に位置し、⼤和国と紀伊国を結ぶ交通の要衝として、また吉野⼭地への⼊⼝として古来より重視されてきた。 吉野川が市の中央を分断するように⻄流している。⾦剛⼭と吉野連⼭に囲まれており、市街から少し離れると急坂が多くなる。
⺠俗資料館(⻑屋⾨)
江戸末期には五條代官所の長屋門だった建物です。現在の五條市役所のある場所に建っていたもとの代官所は、文久3年(1863)におこった天誅組大和義挙の際に焼き討ちにあい、元治元年(1864)10月、現在奈良地方裁判所五條支部のあるところに幕府があらたに代官所を立て直しました。 明治維新の後、代官所は五條県庁に引き継がれ、一時警察大屯所などに利用されていましたが、明治10年に五條区裁判所となり現在に至っています。裁判所の改築の際、正門である長屋門と広場を五條市が譲り受け、広場を史跡公園、長屋門を民俗資料館として整備しましたが、長い間市民の憩いの場、老朽化が進み閉館となっていました。 平成15年9月、明治維新のさきがけといわれる天誅組義挙から140年を迎えるにあたり、国のために己を捨てて尽くした若き志士たちを讃えるとともに、図らずもその犠牲となった人々を追悼し、わたしたちのまち五條市でおこった重大な史実を語り継ぐため、史跡公園及び長屋門を再整備しました。
住所:〒637-0043 奈良県五條市新町3丁目3番1号
電話:0747-22-0450
金剛・ハロー号
和歌山線五条と大和二見のほぼ中間にある五條市史跡公園に保存されている大正初期に制作された旅客列車、ハチロクの愛称を持って親しまれてきた機関車です。この機関車は雄大な金剛山麓を走り続け、そのたくましい姿と86形の愛称を表すため、金剛・ハロー号と名付けられました。
住所:〒637-0043 奈良県五條市新町3丁目3番1号
電話:0747-22-0450